2010-11-29

たゆたう





たゆたうように
気がつけばゆらふらと
  
やるべきことややりたいことも
ゆらふらと


  

2010-11-26

指標





見ようとすると見えない

少し視点を逸らすと見えてくる

  
  

2010-10-10

すくい

 



救いあげる
何度も 何度も

それには何の意味があるのか


  

ころり





ひとつ ふたつと

積み上げて
 
 
 

2010-10-06

しっぽ






猫のしっぽを追いかけて
  
どこまでも どこまでも


  

2010-09-26

「1+1= 」 参加してます





「1+1= 」



  
9月写真展 1+1=  (one + one =  ワンプラスワン イコール  )

日時   9/26(日)~10/11(月・祝)





「ゆかい社中そらぐみ」にて



参加してます。


  

2010-09-22

不完全





不完全な月を見る


  
いや、不完全という表現こそが不完全



  

2010-09-15

潜行






浸透していく
  
見えないようになるまで


  
  

2010-09-13

背く月





焼けた空に

そっぽを向きたくなることもある


2010-09-12

睡魔






何かを忘れろというように

狂気じみた睡魔がのしかかる


  

2010-09-08

ころん





ころん と ありて

 
笑っては鳴り

泣いては鳴り


   

2010-09-07

暗夜






思ったことがあっただろうか

夜が来るのが怖いだなんて


     

2010-09-04

歩行





いつもいつも夢見てる
そこには何かがあるんだって


  

2010-09-02

昇華





見上げると
このまま吸い込まれていきそう
  
意識が昇っていく
  
これも昇華


  

多彩






海風を受け
見上げた先は 


空だけがあり
数え切れないたくさんのものが



そこにはあった



2010-08-23

過渡





この夏を過ごした人たちと
今度は秋を過ごすんだな


  

2010-08-18





昇りかけていた月とは
また違った顔をして沈み行く


2010-07-25

空と自分





夏の空を見ていると 泣きたくなった
 
たぶん 自分と素直に向き合ったから
 
 
    

2010-07-20

望み





そこにあるような気がする
あとは手をのばすだけなんだと思う


2010-07-15

充電






曇っていても空を仰ぐ
気持ちをぽんと投げてみたら
ちゃんと返ってくるかな


2010-07-12

空虚





そこには何があるんだろうと開けてみるが何もない

それが自分と気づき飛び起きた夜明け前

陽が見えるまでの時間はじりじりと虚と現を往き来する


 

2010-07-07





こちらとあちらを結ぶもの
人と人を結ぶもの
あなたとわたしを結ぶもの


  

2010-07-05

つぐみ





ひとつひとつ摘みとって
紡いでいくのは
心の衣



2010-06-27

潮騒



さわさわと

勝手に潮の香りを感じてしまう

2010-06-26

雨夜





増殖繰り返す貴方への思い
自分を見失わぬ前に
この手で決着をつましょう


2010-06-13

欠落







ある感情の欠落

欠けただけで中途半端に 残っている


修復はできない

捨てきれもできない